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印紙のお話で出てくる文書とは? ~ 印紙の基礎2の1 ~
- 投稿日:2020-06-25
- 最終更新日:2020-08-04
- 表示:434PV
- カテゴリ:印紙
今回は、印紙のお話をするときに出てくる文書の種類のお話です。
目次
印紙の基礎
一言「印紙」といっても、お話する内容は多岐にわたるので、下記のような順番でお話をします。- 納税義務者
- 納税地
- 税率・税額
- 印紙のお話で出てくる文書
- 課税文書の分類
- 課税文書の数え方
- 課税文書の呼び方
- 重要事項がないと課税文書にならない?
- 印紙税法上の契約書とは?
- 印紙代を決める契約金額とは?
- 複数の分類に該当するが?
印紙のお話で出てくる文書
印紙のお話に出てくる文書は次のとおりです。印紙税に関係する文書の分類をまとめると次の表になります。
印紙関連文書
印紙のお話で出てくる文書 | ||
不課税文書 | 課税物件 | |
非課税文書 | 課税文書 |
不課税文書
印紙を貼り付ける必要のない文書です。印紙のお話をすると出てくる文書なので、お話をしますが、実は、印紙税法に定義がある名前ではありません。
定義としては、次の「課税物件」以外の文書を言います。
文書と言っていますが、電子ファイル等の電磁気的記録もここに含まれます。
電磁気的記録は、厳密には「(印紙税法では)文書」と言わないのですが、「印紙税法に定義がない」という意味で、「不課税文書」に含まれて使われていることがあります。
電磁気的記録とは?
PCなどで作成したファイルで、印刷していないモノです。印紙税法では文書は紙などの物を想定しているので、(物ではない)印刷していないデータは含まれません。
課税物件
印紙税法で扱う文書です。定義は、法第二条にあり、次のとおりです。
- 印紙税法別表第一の課税物件の欄に掲げる文書
このため、課税物件は、次の2つに分かれます。
- 非課税文書
- 課税文書
次回「非課税文書」、その次に「課税文書」のお話をします。
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