ビジネス初心者のための契約書入門

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基本契約とは? ~ 複数回取引する場合の契約書について ~

「基本契約とは何ですか?」とストレートなご質問をいただいたので、こちらでご紹介します。

基本契約とは?

ゲンケイヤクとは?」をお読みいただいた方から、ご質問をいただきました。
「原契約」の使い方の中で、「個別契約・基本契約と結ぶ場合」とお話をしました。
この基本契約についてのご質問です。

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基本契約?

「基本契約」は、「基本となる契約」です。
ビジネス(事業)として取引をする場合、複数回、繰り返しで取引をすることが多くあります。
イメージしやすい例としては、飲食店が八百屋などから仕入れをする場合です。
生ものを取り扱う飲食店では、冷凍のように長期間の保存ができないですから、毎日ではないにしても、2~3日に一度は仕入れをするでしょう。
2~3日毎に同じ内容の契約を結ぶのでは、手間と時間が係り過ぎますし、何より面倒です。
このよう場場合に「基本契約」を締結して、個々の注文は個別契約にします。

なぜ個別契約が必要かというと、仕入れをする生ものが必ずしも同じではないからです。
具体的には、品物は同じであっても、注文された料理によっては、分量が異なることもあるからです。
このような柔軟性を持たせるために、個別契約を結ぶのです。

それに対し、基本契約は、柔軟性が必要ない、同じ内容の契約を先に結んでおきます。
例えば、代金の振込先や振込期日などです。
今月の注文代金をまとめて翌月○日に振込む・・・などということはイメージしやすいのではないでしょうか。
このような、基本的に同じ内容になる契約が基本契約で締結する内容です。

個別契約?

飲食店の例をお話しましたが、個別契約を締結するというイメージはないかもしれません。
実際、注文書で依頼をするだけで、個別契約書は作っていない・・・ということがほとんどではないでしょうか。

実は、この注文書が個別契約の契約書とも言えるモノになります。
基本契約には、個別契約が成立する条件を記載することが多いです。
飲食店の場合、この条件に注文書により個別契約が成立する旨の記載をしています。

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個別契約書がある場合も・・・

飲食店と八百屋のように、頻繁に取引をする場合、注文書のような簡易な方法が良いでしょう。
しかし、そうでない場合もあります。
例えば、ITシステム開発のような、個々の契約の内容が異なる場合です。
ITシステムを納入するのが、本店と支店というように、異なる場所になることがあります。
また、本店では使うが支店では使わない機能がある・・・など、機能が異なることもあります。
それに、基本契約の内容を変えたい場合もあるかもしれません。
例えば、本店の場合は○日以内に検査できるが、支店の場合は場所によって検査に時間が係るなどの事情があるような場合です。
このような場合、注文書では対応しきれないこともあります。
対応できない場合、個別契約書を作成します。

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