エンジニアのための著作権入門

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引用するとき、間違いをなおしてもよいですか?

「引用するとき、間違いをなおしてもよいですか?」とご質問いただいたので、ご紹介します。

引用時の修正

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回答

引用のときに修正してはいけません。

理由

著作者人格権同一性保持権を侵害することになるためです。

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同一性保持権の侵害?

「漢字の間違い」や「タイプミス(タイポ)」など、明らかである場合、引用するときになおしたいと考えてもおかしくはありません。
しかし、修正してはいけません
なぜかというと、意図的に「異なる漢字を使ったり」、タイプミスのように見える「記述の仕方」をしている場合があるためです。

SNSやブログなどでは、ネット用語、ネットスラングと呼ばれるような、一般的な使い方をしない記述や、伏字の代わりに違う字を使う場合もあります。
このような場合、著作者が意図して違う記述の仕方をしています。
著作権者に無断で、意図的な記述は変えることはできません。
これは、「著作人格権は譲渡できますか?」でお話をしているように、著作者人格権は譲渡できませんので、引用元の著作物の著作権を譲渡されていても同じです。

意図的でない場合は?

それでは、意図的でない場合はどうでしょうか?

意図的でない場合は、修正してもよさそうです。
しかし、それでも、修正してはいけません

不思議に思うかもしれません。
理由をお話すると、「意図的かどうかが分からない」からです。

先ほどお話をしたように、意図的に記述する場合もあります。
引用は「著作者に連絡しないで著作物を使用できる」著作権の制限です。
引用である以上、「著作者に連絡しない」のですから、他人である引用する人は、心の中にある意図を知る方法はありません

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まとめ

以上のように、意図的であれば、同一性保持権の侵害になります。 意図的でないにしても、意図的かどうかわからないのですから、著作権法に違反しないためには、「意図的であると」考える方が安全です。

結果として、「引用のときに修正してはいけない」となります。

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