ビジネス初心者のための契約書入門

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契約の期間について

契約の期間についてです。
契約の期間については、下記のどのパターンかを問わず、
一つ以上、必ず、契約書内に記載があります。
契約を遂行する上で、日付は特に重要な情報になりますので要注意です。

期間については、以下の3パターンあります。
  1. いつからいつまで
  2. いつからのみ
  3. いつまでのみ

いつからいつまで

ある業務の委託契約など、期間が決まっている契約などで、
開始時期と終了時期を明示します。
もっとも記載が多いパターンです。
例えば、以下のような条文です。

本契約の期間は、2000年1月1日から2000年12月31日までの1年間とする。

いつからのみ

開始時期のみ指定する場合に使います。
例えば、xx大臣の許可が必要な業務を開始委託し、できない場合は損害賠償する場合、
以下のような条文になります。

甲は、2000年1月1日から業務が開始できるようにxx大臣の許可を得ること。
甲は、当該日までに許可が得られず、業務が開始できない場合は、営業が開始できるまで、
乙に損害賠償金として、1日につきxx万円支払うものとする。

いつまでのみ

終了時期のみ指定する場合に使います。
建物の建築委託した場合、いつまでに建てるように担保するような場合、
以下のような条文になります。

甲は、2000年12月31日までに乙に建物を引き渡すものとする。
甲は、乙に建物の引き渡しができない場合は、引き渡しまで、
乙に損害賠償金として、1日につきxx万円支払うものとする。

次は契約対象についてです。

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