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割印が名前の横の印が違うのですが・・・
- 投稿日:2013-03-29
- 最終更新日:2019-04-14
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- カテゴリ:契約書の印鑑
割印については、契印と割印についてでお話しています。
上記でお話していますが、割印には、同じ契約書であることを確認する意味があります。
さて、この確認するのは誰でしょうか?
契約当事者ですよね。
契約当事者でない場合も理論的には不可能ではありませんが、あまり意味があるとも考えにくいです。
契約を保証するのであれば、保証人などの名称で契約当事者になるはずなので。
こう考えると、契約当事者が確認する必要があり、確認したことを割印を押して表明することになります。
契約当事者を表す印なので、契約当事者の名前が書かれた横に押された「契約の当事者としての印」になります。
この契約書では、契約当事者の印ではないので、誰が確認したのか良くわかりません。
さて、この契約書は信用してよいのか?と悩みました。
結局、割印が意味をなさない状態では不安だったので、相手方の契約書と2通並べて、契約当事者の印を押しなおしてもらうことにしました。
契約が無効になることはないのですが、割印や契印は何でも良いわけではないので、お気を付け下さい。
タグ:契約当事者, 契約当事者の表示, 署名押印, 署名捺印
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