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相続手続きに期限はありますか?

相続手続きに期限はありますか?とご質問頂いたので、こちらで紹介いたします。

さて、相続手続きの期限はあると思いますか?

相続手続きの期限について

相続手続きに期限はあるか?

実は、期限がありません

相続税には支払い期限があります
このため、相続税と勘違いされて、期限があるとお考えの方もいらっしゃいます。
しかし、いつまでに相続手続きをしなければならないという規定はありません。

相続税の支払いも相続手続きの一つと言えますが、相続税のお話とは分けてお考えください。

実際、何十年前の相続手続きを今になってから行うということもあります。

例えば、祖父の名義の土地の相続手続きを孫の代で行うということはあります。
何らかの理由で親の代では、相続手続きを行えていなかったが、孫の代になってやっと行う事が出来るようになったというよう事例です。
このような事例はよく耳にします。

何らかの理由には、実は相続手続きを忘れていた!ということもあるので、割と身近で起こり得る事例です。

この事例の土地の名義変更は手続きをしていないでも、後から手続きをすることができます。
ただ、実際には、行使しないとなくなってしまう権利や義務、時効など、相続とは直接関係しない影響があります。
このため、財産によっては、期限が無いからと言って、いつまでも放置しておくと手続きができなくなることがあります。

相続とは関係なく、時間が経つと受取ることができなくなる例としては、宝くじの当選金です。
亡くなった方の荷物を整理していたら、宝くじが出てきたということを、聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その亡くなった方が買っていた宝くじが当たっていたとしても、当選金の受取期間を過ぎると、受取ることができなくなります。
生きていらしても受取れなくなるので、相続手続きと直接関係があるとは言えない事例です。

先ほどお話したような「忘れていた!」はどうしようもないですが、期限が無いからと言って、放置するのは避けた方が良いでしょう。

ちなみに・・・

お話させていただいたのは、プラスの財産を例としておりますが、マイナスの財産の場合にも同じようなことがあります。
マイナスの財産の場合、手続きできなくてかえってよかったとなることもあるかもしれません。


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