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社外取締役とは? ~ 社外ってどういう意味? ~
- 投稿日:2019-06-27
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- カテゴリ:取締役
目次
社外取締役
役割
社外に居て取締役会等で、社内の取締役の業務などを監視したり、指導や忠告したりする取締役です。このため、別の「同じ規模やより大きな会社」の現役取締役や取締役経験者がなることが多いです。
社外取締役であっても、取締役であることには変わりがありませんので、取締役の義務や責任はあります。
定義
社外取締役は、会社法第2条第15項に規定があります。わかりやすさを優先するため、判断をするときには、条文をご確認ください。
次のすべてに該当する必要があります。
- 社外取締役か判断する時、会社や子会社の業務執行取締役等でないこと
- 取締役への就任前10年間に、会社や子会社の業務執行取締役等でないこと
- 取締役への就任前10年間に、役員になった事がある場合、その役員就任前10年間に、会社や子会社の業務執行取締役等でないこと
- 社外取締役か判断する時、親会社等の取締役等でないこと
- 社外取締役か判断する時、兄弟会社やその子会社の業務執行取締役等でないこと
- 社外取締役か判断する時、会社や親会社等の取締役等の配偶者や二親等内の親族でないこと
漢字ばかりでわかり難いので、用語をもう少しお話をします。
業務執行取締役等とは
業務執行取締役等とは、次の人です。- 業務執行取締役
- 支配人
- 使用人
業務執行取締役
「取締役とは?」や「取締役の責任」でもお話をした、業務を執行する取締役(執行役)です。支配人
簡単にお話をすると、会社の営業所で契約などの行為を行える人です。今回のお話からそれるので、別途お話をします。
使用人
「従業員」と考えていただくとわかりやすいです。親会社等
社外取締役の規定で使われている「親会社等」とは、次のような意味です。- 親会社
- 大株主
大株主は株主総会で取締役を選任する時、自分の意に従う取締役を選ぶこともできます。
このため、取締役と同じ状態になるとも考えられます。
このため、「親会社等」とされています。
親会社等の取締役等
「親会社等」に大株主という人が含まれます。取締役は会社の役職ですから、人にはいないです。
しかし、取締役と同じ状態になることがあるので、「親会社等の取締役等」には「大株主」も含まれます。
兄弟会社
兄弟会社とは、同じ親会社等を持つ会社です。下記のような関係の場合、B社とC社は兄弟会社となります。
このため、A社から見るとB社もC社も子会社です。
A社+-B社
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+-C社
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