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成長段階
- 投稿日:2019-03-29
- 最終更新日:2019-03-30
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- カテゴリ:事業計画書の記載内容
目次
成長段階
成長段階とは?
事業計画通りに進めていくことによる成長の段階です。「段階」と言わずに、「(成長)ステップ」や「(成長)フェーズ」ということもあります。
各段階のそれぞれの期間は、事業年度の単位ではないことが多いです。
ある程度予測ができている直近は、年度単位であっても、段階が進むにつれて、複数年度になることが多いためです。
年度の途中で段階を区切ることもあります。
これまでの記載内容で、「製品・サービスの詳細」や「財務データ」「組織」など事業について検討し、読み手に理解できるものを記載してきました。
これにより、成長段階がこのようになると、説明できるようになっているはずです。
記載内容は?
成長段階を説明します。既に、売上目標や損益シミュレーション、資金調達など、目標になるモノ、検討したモノが提示されています。
これらのモノを元に次のようなことを検討し、成長段階を説明するのです。
- 目標を達成するために必要な具体的な課題(テーマ)を設定する
- 目標を達成する時期を設定する
- 時期に合わせた課題などを段階(フェーズ)で分けて検討する
目標を達成するために必要な具体的な課題(テーマ)を設定する
高度な課題は順次解決していかなければ、計画した事業が進みません。このため、課題(テーマ)をどのような順番で解決していくかを具体的に検討し、設定します。
目標を達成する時期を設定する
課題(テーマ)に合わせて、解決にかかる期間を検討し、解決時期を設定します。時期に合わせた課題などを段階(フェーズ)で分けて検討する
課題と時期を合わせて、段階(フェーズ)を設定します。設定した段階ごとに、内容に「矛盾が生じないか?」「無理が生じないか?」などを検討して、読み手が理解できるように記載します。
成長段階は、事業計画の集大成ともいえる項目ですから、どうなっていくということをしっかり示せるようにしましょう。
示せないということは、これまでの記載の内容に課題が残っていることになります。
残課題などは見直して、該当箇所を修正するようにします。
自分たちで解決できない課題や課題と言えない懸念点などは、次回、お話をするリスクで記載をします。
タグ:売上目標, 損益シミュレーション, 組織概要, 製品・サービスの詳細, 財務データ, 資金調達
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