ビジネス初心者のための事業計画入門

広告枠・・・広告やリンク先の保証はしません


この記事を読むために必要な時間は約3分(1076文字)です。

事業計画書の全体像

事業計画書の詳細のお話をする前に、今回は、全体像についてお話をします。

事業計画書の全体像

全体像

事業計画書に記載する内容をまとめると次の5つに分類できます。

  1. エグゼクティブ・サマリー
  2. 組織概要
  3. 製品・サービスの詳細
  4. 財務データ
  5. 成長段階
  6. リスク
  7. 補足資料
それぞれについて概要をお話します。
具体的な内容については、別途お話をしていきます。

エグゼクティブ・サマリー

エグゼクティブは、幹部や重役、高官などといった経営に関係する人を意味します。
サマリーとは、概要(要約)のことです。
重役などに説明するための概要(要約)を記載した文書です。

重役などは、忙しく時間もないことが多いので、詳細を説明する時間が確保ことができないかもしれません。
このため、詳細を読んでもらわなくてもよいように、要約を作成します。

要約も、あまり多くを書いていては、詳細と変わらなくなりますので、1ページ(多くても3ページ)にまとめるようにします。

重役などは、資金面などの決定権を持っている場合も多いため、とても重要な項目です。

組織概要

組織の概要は次のような項目です。

など

製品・サービスの詳細

事業計画の製品やサービスについて、どのような特徴や機能、性能、効果、効能などをわかりやすく説明します。
必要に応じて、図表やグラフなどを用います。
競合製品やサービスがある場合は、差別化のポイントも記載すると良いです。

また、業界や市場の状況、販売方法など、事業計画の対象製品やサービスのマーケッティングについてもここに記載します。

財務データ

財務ですので、資金についての状況を記載します。
具体的には、
  • 必要資金とその使途
  • 資金の調達方法
  • 販売先や販売予測
などを記載します。
損益計画(P/L)、貸借対照表(B/S)、キャッシュフロー計画(C/F)なども記載します。

成長段階

事業の成長段階を記載します。

リスク

事業を進める上でのリスクを記載します。

補足資料

補足資料なので、必要な場合に付け加えます。
記載内容を補足するような内容です。

例えば、次のような項目です。

  • 登記事項証明書(組織概要の補足)
  • 株主名簿(組織概要の補足)
  • 決算書(直近三期分が多い)
  • 役員名簿(組織概要の補足)
  • 会社案内(組織概要の補足)
  • 営業資料(製品・サービスの補足)
  • 報道記事(製品・サービスの補足)
新たに作るというより、既にある物を添付するようなイメージです。


広告枠・・・広告やリンク先の保証はしません

参考記事(一部広告含む)


このページの記事についてちょっと質問!