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事業計画書の全体像
- 投稿日:2018-12-21
- 最終更新日:2019-03-30
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- カテゴリ:事業計画書の構成
目次
事業計画書の全体像
全体像
事業計画書に記載する内容をまとめると次の5つに分類できます。それぞれについて概要をお話します。
具体的な内容については、別途お話をしていきます。
エグゼクティブ・サマリー
エグゼクティブは、幹部や重役、高官などといった経営に関係する人を意味します。サマリーとは、概要(要約)のことです。
重役などに説明するための概要(要約)を記載した文書です。
重役などは、忙しく時間もないことが多いので、詳細を説明する時間が確保ことができないかもしれません。
このため、詳細を読んでもらわなくてもよいように、要約を作成します。
要約も、あまり多くを書いていては、詳細と変わらなくなりますので、1ページ(多くても3ページ)にまとめるようにします。
重役などは、資金面などの決定権を持っている場合も多いため、とても重要な項目です。
組織概要
組織の概要は次のような項目です。- 経営理念
- 組織体制
- 組織の設立や結成からの沿革(歴史)
- 事業構想(コンセプト)
- 経営方法・方針
製品・サービスの詳細
事業計画の製品やサービスについて、どのような特徴や機能、性能、効果、効能などをわかりやすく説明します。必要に応じて、図表やグラフなどを用います。
競合製品やサービスがある場合は、差別化のポイントも記載すると良いです。
また、業界や市場の状況、販売方法など、事業計画の対象製品やサービスのマーケッティングについてもここに記載します。
財務データ
財務ですので、資金についての状況を記載します。具体的には、
- 必要資金とその使途
- 資金の調達方法
- 販売先や販売予測
損益計画(P/L)、貸借対照表(B/S)、キャッシュフロー計画(C/F)なども記載します。
成長段階
事業の成長段階を記載します。リスク
事業を進める上でのリスクを記載します。補足資料
補足資料なので、必要な場合に付け加えます。記載内容を補足するような内容です。
例えば、次のような項目です。
- 登記事項証明書(組織概要の補足)
- 株主名簿(組織概要の補足)
- 決算書(直近三期分が多い)
- 役員名簿(組織概要の補足)
- 会社案内(組織概要の補足)
- 営業資料(製品・サービスの補足)
- 報道記事(製品・サービスの補足)
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