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事業計画書の全体像

事業計画書の詳細のお話をする前に、今回は、全体像についてお話をします。

事業計画書の全体像

全体像

事業計画書に記載する内容をまとめると次の5つに分類できます。

  1. エグゼクティブ・サマリー
  2. 組織概要
  3. 製品・サービスの詳細
  4. 財務データ
  5. 成長段階
  6. リスク
  7. 補足資料
それぞれについて概要をお話します。
具体的な内容については、別途お話をしていきます。

エグゼクティブ・サマリー

エグゼクティブは、幹部や重役、高官などといった経営に関係する人を意味します。
サマリーとは、概要(要約)のことです。
重役などに説明するための概要(要約)を記載した文書です。

重役などは、忙しく時間もないことが多いので、詳細を説明する時間が確保ことができないかもしれません。
このため、詳細を読んでもらわなくてもよいように、要約を作成します。

要約も、あまり多くを書いていては、詳細と変わらなくなりますので、1ページ(多くても3ページ)にまとめるようにします。

重役などは、資金面などの決定権を持っている場合も多いため、とても重要な項目です。

組織概要

組織の概要は次のような項目です。

など

製品・サービスの詳細

事業計画の製品やサービスについて、どのような特徴や機能、性能、効果、効能などをわかりやすく説明します。
必要に応じて、図表やグラフなどを用います。
競合製品やサービスがある場合は、差別化のポイントも記載すると良いです。

また、業界や市場の状況、販売方法など、事業計画の対象製品やサービスのマーケッティングについてもここに記載します。

財務データ

財務ですので、資金についての状況を記載します。
具体的には、
  • 必要資金とその使途
  • 資金の調達方法
  • 販売先や販売予測
などを記載します。
損益計画(P/L)、貸借対照表(B/S)、キャッシュフロー計画(C/F)なども記載します。

成長段階

事業の成長段階を記載します。

リスク

事業を進める上でのリスクを記載します。

補足資料

補足資料なので、必要な場合に付け加えます。
記載内容を補足するような内容です。

例えば、次のような項目です。

  • 登記事項証明書(組織概要の補足)
  • 株主名簿(組織概要の補足)
  • 決算書(直近三期分が多い)
  • 役員名簿(組織概要の補足)
  • 会社案内(組織概要の補足)
  • 営業資料(製品・サービスの補足)
  • 報道記事(製品・サービスの補足)
新たに作るというより、既にある物を添付するようなイメージです。


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