この記事を読むために必要な時間は約2分(814文字)です。
「未公開株式」と「譲渡制限株式」「非公開株式」の違いとは?
- 投稿日:2018-10-01
- 最終更新日:2018-10-04
- 表示:1,317PV
- カテゴリ:株式
目次
「未公開株式」と「譲渡制限株式」「非公開株式」の違いとは?
回答
本来は同じ意味の言葉です。どの言葉も「公開していない株式」を意味する言葉だからです。
ただ、使われる人により、違った意味を持たせていることがあります。
譲渡制限株式とは?
譲渡制限株式の詳細については、既にお話していますので、ここではお話しません。ここで特にお話をしておかなければならないのは、譲渡制限株式が「公開会社でない会社の株式」ということだけです。
非公開株式とは?
「譲渡制限株式」とほぼ同じ意味で使われます。「公開株式に非ず(あらず)」という言葉です。
譲渡制限株式が「譲渡を制限された株式」という説明的な意味を示しているのに対し、非公開株式は「公開株式」の反対の意味であることを強調したい時に使われていることもあります。
この流れで、「公開しない株式」という会社の意思を含めた意味で使われている方も居ます。
未公開株式とは?
未公開株式は、「未だ(いまだ)公開していない株式」です。この使い方は、「非公開株式」の最後にお話をした会社の意思を含めてた意味で使われている方も居ます。
この場合、「これから公開する予定があるが今はまだ公開していない株式」という意味です。
会社にいずれは公開する意思があれば、「未公開株式」と言うことはできます。
しかし、会社に公開する意思がなければ、「未公開株式」とは言わずに、「非公開株式」や「譲渡制限株式」を使った方が正しいでしょう。
「未公開株式」という言葉は、詐欺に使われたこともあるので、誤解を受けたり、あまり良い言葉と受け取られないこともあります。
誤解を受けないように、気を付けて使った方が良い言葉です。
広告枠・・・広告やリンク先の保証はしません | |
---|---|