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著作物:言語の著作物について
- 投稿日:2013-07-05
- 最終更新日:2014-07-13
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- カテゴリ:著作物
その他の『著作物』については、『著作物とは?』を参照ください。
『言語の著作物』というと、小説や論文を思い浮かべる方が多いです。
しかし、『著作物』を言語で表現していることが条件なので、小説や論文だけではありません。
言語で表現するというと、これが、エンジニアでも、というより、エンジニアの多くは『言語の著作物』を作っています。
代表例を挙げると良くわかります。
それは、仕様書です。
しかし、全ての仕様書が著作物であるとは言えません。
さすがにスペックを列挙しただけの仕様書では、創作的な思想や感情の表現物であるという条件をみたさないので、著作物ではないです。
それに、著作権法の分類として考えなければならないのが、設計書(プログラム仕様書を含む)です。
『著作物:図形の著作物について』として、別でお話しますが、フォローチャートなど図形で表現する場合、言語ではないので『言語の著作物』とはなりません。
エンジニアが作成する文章はいろいろあるので、多くのエンジニアが知らず知らずに『言語の著作物』を作成しています。
仕様書や設計書以外でも、
- 取扱説明書に代表される説明書
- バグ改修などで作成されるレポート
- 進捗報告などで作成される報告書
など
ただ、エンジニアが気をつけなければならないのは、言語で表現していると言っても、プログラムは『プログラムの著作物』になるので、『言語の著作物』ではありません。
ここでは、小説や論文などではなくても、著作物になると分かっていただければ、目的達成です。
タグ:プログラムの著作物, 図形の著作物, 著作物の種類, 言語の著作物
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