ビジネス初心者のための契約書入門

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権利の移転日時について

権利の移転日時についてです。 権利の移転日時については、権利が移転するような契約内容の場合、必須事項です。
権利が移転することが契約されているのであれば、いつ権利が移転されるのかわからないと、 契約通りになったのかを、確認できません。

権利が移転する契約とは?

さて、権利が移転するような契約とはどのような契約でしょうか?

代表的な契約は、物の売買契約です。
機械の売買契約を例にすると以下のような条文になります。

甲は乙に対し、平成△年△月△日までに金△円を代金として支払う引き換えに、機械を引き渡すものとする。

上記の条文の場合、勘違いしがちなのですが、平成△年△月△日が権利の移転日時ではありません。
平成△年△月△日の前日に代金を支払った場合は、権利の移転日も平成△年△月△日の前日になります。
日付が書いてあるからとその日付になるとは限りませんので、ご注意を。
次は、瑕疵担保条項の起算日同様、権利の移転日時と密接に関係する、 危険負担についてです。

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