ビジネス初心者のための事業計画入門

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製品・サービスの概要

前回、「製品・サービスの全体像」のお話をしました。
今回から、内容のお話をしていきます。
今回は、最初の「製品・サービスの概要」です。

製品・サービスの概要

概要

ビジネスモデルの骨組みを読み手が理解できるようにすることが目的です。
エグゼクティブ・サマリーで記載する項目と同じです。
しかし、エグゼクティブ・サマリーでは、他の項目も記載するため、記載できる分量が限られてきます。
こちらでは、概要と言いながら、より詳細に記載し、読み手が理解できるようにします。

記載内容

記載する内容は大まかに分けると次のとおりです。

  1. 製品・サービスの内容
  2. 製品・サービスの仕組み
  3. 製品・サービスの実現可能性

製品・サービスの内容

どのような製品・サービスであるのかということをわかりやすく記載します。
エグゼクティブ・サマリーで分量の関係で記載できなかったような、写真や図なども用いて、読み手がわかりやすくします。

  • 特徴
  • 競合との差別化できる点
  • メリット
  • デメリット
などを記載します。
デメリットはリスク要因ともなりますので、製品・サービスの項目ではなく、リスク要因として記載してもよいでしょう。

製品・サービスの仕組み

製品・サービスが「どのように実現されるか」「どのように動作するか」をわかりやすく記載します。
製品・サービスの仕組みがわからないと、読み手には伝わりません。
特に外部の関係者の場合、何らかの協力を得ることが目的です。
伝わらなければ、協力は得られないことが多いでしょう。

それに、読み手に伝わらなければ、顧客にも伝わらない可能性が高いです。
このため、内容と同様に、写真や図なども用いて、読み手がわかりやすくします。

製品・サービスの実現可能性

良い製品・サービスであっても、実現できなければ、絵に描いた餅です。
このため、自分たちが既に持っている、

  • 資産(機材や資材、資金)
  • 技術
  • 能力

提携先や提携予定先

  • 資産(機材や資材)
  • 技術
  • 能力

などを組み合わせて、実現の可能性を記載します。

次回は、「製品・サービスの売上目標」です。

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