ビジネス初心者のための事業計画入門

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何を手助けしてもらいたいのか明確に! ~ 事業計画書で伝えること ~

事業計画書とは?」で、事業計画書を書く理由についてお話をしました。
その中で、自分以外の人向けに書くとお話をしています。
他者向けに書くのですから、何かを伝えるために書くのです。
今回は、その伝えることについてお話をします。

事業計画書で伝えること

伝える内容

他者といっても、「仲間内や部下」には、「事業計画書とは?」でお話をしたように、他の人の目線で、検討不足検討モレ勘違いなどを指摘してもらうのですから、考えていることや想いを、ありのまま書いてもよいでしょう。
しかし、「外部」の人には、それでは理解してもらえないこともあります。
「外部」の人に理解してもらうためには、何を手助けしてもらいたいのか明確に記載した方が良いです。

何を?

事業計画書を用いる以上、手助けしてもらうことは、事業に必要なことです。
事業に必要なことは、大きく分けると次の4項目と言われています。

  1. モノ
  2. 情報

従業員やパートナーなど、事業を運営する上で必要な人です。
また、提携をする相手の場合もあります。

モノ

製品を作る製造設備やサービスを行う店舗など、物理的な物です。

資本金、借入金など、資金調達に関することです。

情報

次のような事業に関係する情報です。
  1. 市場情報
  2. 業界情報

市場情報
市場情報は、既にお話をしている市場規模などです。

業界情報
業界情報は、販売・流通競合情報などになります。

これらの項目を明確に記載するようにしましょう。

ポイント

ポイントは下記の2つです。
  1. 記載する時
  2. 伝える相手に合わせて

記載する時

記載する時には、文章構成でお話をした5W1H(場合によっては、6W2H)で整理して記載しましょう!

伝える相手に合わせて

相手によって、手助けしてほしい項目が異なる場合は、「なぜ事業計画を書くのか?」でお話をしたように、事業計画書を複数作りましょう。
手間はかかりますが、相手には伝わりやすくなりますから。


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