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製品・サービスのターゲット顧客

今回は、全体像の6番目にお話をした製品・サービスの「ターゲット顧客」についてお話をします。

製品・サービスのターゲット顧客

ターゲットとなる顧客を考える

次のような点から、製品・サービスのターゲットとなる顧客を考えます。

  1. 製品・サービスの需要(ニーズ)
  2. 製品・サービスの価格
  3. 製品・サービスの売上

製品・サービスの需要(ニーズ)

製品・サービスの「市場規模」とも関係します。
市場がどのような規模や状況で、その中でどのような顧客層をターゲットとするのかを考えます。
例えば、
  • 年齢層(高齢者向け・若者向け)
  • 性別(男女)
  • 地域(都道府県・市町村・国)
  • 家族構成(ファミリー層・単身者・夫婦二人)
などを、単独、組み合わせから選択します。
その選択から、製品・サービスの概要でお話をした「特徴」「差別化」などから、検討します。

当然ですが、ターゲット層の区切り方によって、需要が異なってきます。
このターゲット顧客に、製品・サービスが持つ特徴や優位性など、製品・サービスの概要でお話したような内容を用いて、需要の根拠を記載していきます。
市場規模とその占有率などから、あまりにかけ離れた需要とならないように注意します。

製品・サービスの価格

ターゲットとした想定顧客がどのくらいの価格であれば、購入してもらえるかという検討を行います。
製品・サービスの魅力や競合製品・サービスの価格などから、説明します。

詳細は、「価格政策」のところでお話をします。

製品・サービスの売上

売上は、顧客の数×価格です。
顧客の数は、最初にお話をした需要のところで検討します。
残った売上と価格のどちらかを検討して決めることになります。

すでにお話をした「売上目標」が決まっていれば、「価格政策」がターゲット顧客と乖離していないかを検討することになります。
逆に「価格政策」が決まっていれば、売上目標に対して、乖離していないかを検討することになります。

どちらも決まっていないようであれば、どちらかの検討が終わってから、ターゲット顧客に対する売上の検討を行います。

次回は、今回のお話にも関係する、全体像の7番目にお話をした製品・サービスの「価格政策」についてお話をします。

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