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組織概要:基礎情報
- 投稿日:2019-01-11
- 最終更新日:2019-03-30
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- カテゴリ:事業計画書の記載内容, 組織概要
その中でも、「組織の基礎情報」についてお話しをします。
目次
組織概要
組織概要で記載する内容については、次のような内容です。- 組織の基礎情報
- 経営理念
- 沿革
組織の基礎情報
基礎情報とは、次のような項目です。わかりにくい項目もあるので、()内に株式会社を例に併記しています。
- 名称(商号)
- 住所(本店所在地)
- 代表者名(代表取締役)
- 役員(取締役)
- 資金(資本金)
- 事業内容(株式会社の目的)
- 主要取引先
- 出資者(株主)
補足が必要な項目について、コメントをします。
名称(商号)
基本的には、組織の名前です。株式会社であれば、会社名です。
サービス名が異なる場合は、同一の項目でなくても良いので、サービス名も記載しましょう。
住所(本店所在地)
本店所在地は、株式会社などの登記が必要な組織であれば、登記されています。サービスを提供する場所が異なる場合は、サービス名の場合と同じく、同一項目でなくても良いので、記載しましょう。
ただ、別途、サービス提供地域などの項目で説明がある場合は、その旨を記載するだけの場合もあります。
役員(取締役)
代表者以外にいない場合は、項目の記載は不要でしょう。ストーリーを説明する上で必要になることもあるので、役員でなくても、「製品・サービス」の実現や事業運営に必要なキーパーソンが居る場合は、その人のことについて記載しても良いでしょう。
事業内容(株式会社の目的)
事業計画書に記載する新規事業だけではなく、組織が既に行っている事業についても記載します。株式会社などの登記が必要な組織であれば、目的として登記されていますので、そのまま記載します。
モレがあると、読み手が登記簿謄本(登記事項証明書)を取得した時に、差異が出るので、気をつけましょう。
主要取引先
まだ事業をしていなければ記載できないので、その場合は、項目の記載は不要でしょう。想定顧客などを記載することもできますが、別項目とするか、こちらに記載するかは、まとめ方しだいです。
既存の事業があるのであれば、可能であれば、事業内容ごとにまとめた方がわかりやすいです。
出資者(株主)
出資をお願いする場合、先に記載することもあります。ただ、相手の受取り方にもよるので、未確定の出資者を記載するかどうかは、判断が難しいところです。
このため、新規事業であれば、項目自体を記載していないこともあります。
次回は、「企業理念」と「沿革」についてお話をします。
タグ:エグゼクティブ・サマリー, 事業運営, 組織概要, 資金調達
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