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製品・サービスの売上目標 ~ 売上目標の根拠をわかりやすく ~
- 投稿日:2019-02-01
- 最終更新日:2019-03-28
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- カテゴリ:製品・サービス
前回、「売上目標は定量的に」のお話をしましたので、今回は、2つ目の「売上目標の根拠をわかりやすく」です。
目次
製品・サービスの売上目標
売上目標を記載する時に気を付けるのは次の2点です。- 売上目標は定量的に
- 売上目標の根拠をわかりやすく
売上目標の根拠をわかりやすく
単純に売上目標を定量的に表すだけでは、わかりやすいかもしれませんが、説得力はありません。このため、売上目標を達成できるという根拠を示さなければなりません。
顧客から購入の確約を貰っているなど、特別な場合を除いて、実際にやっていない事なので、できると言い切るのは難しい場合が多いです。
しかし、事業計画ですから、適当な数字を出していることはないはずです。
もし、適当な数字であれば、考え直しましょう。
信用を失うだけですから。
大部分の方はしっかり考えて出した数字でしょう。
その考えを示せばよいのです。
基本的には
基本的には次のような要因を考えているでしょう。それ以外もあるかもしれませんが、ここでは、次の項目でお話をします。
- 製品・サービスの特徴・魅力
- 提携先や顧客などの人脈
- 競合との関係
- 知的財産権
製品・サービスの特徴・魅力
「製品・サービスの概要」で記載したような、サービスの内容です。他にないような製品・サービスであれば、売れるはずだからです。
しかし、これでは定性的なお話になってしまいます。 定量化するには、「市場規模」や「ターゲット顧客」「価格政策」などや、この後お話するような項目が関連するので、これだけでは不足です。
提携先や顧客などの人脈
販売を担当してくれるような提携先や顧客などがあれば、その分、信用できるでしょう。その人脈が読み手も信用ができるところであれば、尚更です。
逆に読み手が信頼できない所であれば、逆効果になります。
売上目標のところですから、詳細は「提携関係」や「ターゲット顧客」などの項目で説明するようにしましょう。
あまり詳細に説明すると、何のところかわからなくなりますから。
競合との関係
競合の製品・サービスとの優位性や勝てる方策などを簡潔に説明します。詳細については、一つ前の人脈と同じく、「競合状況」で説明するようにします。
定量的に説明するためには、「市場規模」や「価格政策」と関係するところもありますので、同様に簡潔に記載しましょう。
知的財産権
知的財産権があり、参入を抑止・遅延できたりして、独占できるのであれば、「競合状況」は関係しないかもしれません。ただ、逆に、「市場規模」がわかり難くなることもあります。
独占できるということは、新しい市場であることが多いためです。
競合と違う技術などで知的財産権を獲得した場合は、「競合状況」「市場規模」などと関係しますので、簡潔に記載しましょう。
知的財産権の詳細な記載は、「知的財産権」の項目で説明しましょう。
すでにお話をしているように、わかりやすさのためです。
次回は、3つ目の「市場規模」のお話です。
タグ:ターゲット, 価格政策, 売上目標, 市場規模, 提携関係, 知的財産権, 競合状況, 製品・サービスの詳細
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