遺言書と一緒に作った方が良い財産一覧について

今回は遺言のときに合わせて作った方が良い財産目録のお話です。

財産一覧とは

何か難しいことのように見えますが、それほど難しいものではありません。

財産の一覧表を作りましょう!というご提案です。

財産一覧とは、法的に通用する財産目録のような厳格な物ではなく、誤解を恐れず、すごく簡単に言うと、相続人が財産の所在がわかる内容が書かれている、財産の一覧です。

なぜ作る方が良い?

問題発生の防止から

財産目録を作るとなると情報取集や調査などの事前準備が大変です。
このため、遺言者ご自身が所有されている財産を財産目録としてまとめられている方は、それほど多くありません。

ところが、財産がまとめられていなかったがために、相続の時や相続後に問題に発展することがあります。

例えば、仕事の関係で作ったので家族が知らない銀行口座があるとか、自分へのご褒美として家族にナイショで買った高級ブランド品や貴金属など、家族が知らない財産がある方は、相続時に発見されず、無くなってしまうこともあります。
その逆に、家族に黙って借りたお金があるとか、相続後に残された方々が突然の返済を迫られるなど、問題に発展することもあります。

このような問題の発生を少しでも減らすために、遺言書と一緒に一覧表を作成しておきましょう!とのご提案です。

遺言書を書く時や相続手続き上必要になることがある財産目録は、遺言書を書く時と同じように厳密に定められています。
しかし、問題発生抑止のために一覧表を作成するだけですので、あまり堅苦しく考えずに作成しましょう。
ただし、財産の所在がわかる内容が書かれていないと、存在が分からず問題に発展することになるので、財産の所在がわかることが重要です。

遺言書を書く準備にも

説明するほどの事ではないですが、遺言書は遺言を書いた文書です。
遺言って?で、遺言をするときに、いろいろと考えるとお話しました。
その考える中心は遺産になるとも。。。

遺産は、現在の遺言者ご自身の財産が元になるのですから、現在の資産の状態を確認する必要が出てきます。
遺言を考えるために確認するのですから、法的に定められているほど厳密である必要はないですよね。

書き方のところでお話しますが、遺言書を書く時にすべての資産を厳密に書かないことも多くあります。
遺言書を書く上で必要になれば、その時に厳密な情報収集や調査などをすればよいのです。

しかし一覧表を作るにしても財産が何かのか?が分からないと作れないので、次回は相続財産の内容についてお話します。

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