前書き(前文)について

ひとつ前のお話しの契約当事者の表示と同様に、こちらも契約書によっては、ありません。
ただし、契約当事者の表示と前書き(前文)のどちらかはあることがほとんどです。

前書き(前文)または、契約当事者の表示が必要な理由

理由は、契約当事者の表示でも記載しましたが、契約の当事者を明示することが一般的であるためです。

契約当事者の表示の記載がない場合は、以下のような文が前書きに入っています。
契約当事者の表示と同じ、賃貸借例を例にします。


賃貸人 伊藤太郎(以下、甲という)および賃借人 株式会社富士山不動産(以下、乙という)   


この前書き(前文)以後、「甲」「乙」と略記します。

記載内容

記載内容は以下の3項目が多いです。
記載がないことがあるくらいなので、必ずしも、すべてを記載する必要はありません。

  • 契約表示者の表示方法
    既にお話しした「甲」「乙」のお話しです。
  • 契約の主たる目的
    土地の売買契約であるとか、建物の賃貸借であるとか、を表示します。
  • 抽象的な契約の内容
    土地の売買契約であれば、土地についての情報が書いてある契約書の場所などを表示します。
    例えば、契約書に土地の情報が記載されているときは、
    『後記土地について』『以下の土地について』などと表現します。

次は、目的条項(契約の内容)についてです。

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